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浴室のオプション①
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2025/01/16 10:00


住宅を購入する際、これまで使ったことがない憧れの設備を採用したいと考えることがありますよね!
しかし、実際に暮らしはじめてから「使い勝手が悪かった」「使いこなせなかった」と後悔する
設備も少なくありません。そうした設備は、特に水まわりに多いです。浴室のベンチカウンターや棚、鏡は
あることが当たり前と考える人が多いかもしれませんが、実はなくても良い、むしろないほうがラク
ともいえるオプションです。

● 壁付のベンチカウンターや棚は掃除が大変
「ベンチカウンター」は、「掃除しにくい!」との声が断然多いところです。
壁との接触部分はもちろん、一番大変なのは裏面です。数日放置しただけでカビが発生することもあります。
そんな手間のわりにはなくても困らないし、でっぱりが邪魔になるので取り外してしまったという方もいます。
ベンチカウンターにシャンプーなどを置く場合は、使う都度しっかり洗っておかないと、容器ボトルの裏側に
カビが付着してしまうことがあるので要注意です。最近ではシャンプーやボディーソープの詰め替え容器を
そのままタオル掛けやシャワーに引っ掛けて使えるアイデア商品も販売されているので、そのようなものを
利用すると掃除の手間が省けます。

一方で、その名の通りベンチとして使えるベンチカウンターもあって高齢者がいるご家庭では体を洗ったり、
介助したりする際には大変便利です。一緒に暮らす家族の状況や老後に備えてベンチカウンターを選択するのも
有用です。その場合、掃除の手間が増えることは想定しておきましょう。

● 鏡は使い勝手のよいものを選ぶ
浴室に鏡を取り付けるご家庭も多いようですが、ちょっと掃除を怠ると水アカががっちりこびりついてしまいます。
それに浴室内は常に湯気が立っているので、くもり止めをしないと何も映りません。
くもり止めヒーターはうっかり切り忘れることも多く、電気代もかかってしまいます。
掃除の面倒さやコスパを考えると、浴室内からは鏡を省いて、洗面台で使用してもそれほどの不便は
ないかもしれません。ただ、男性は「入浴中にヒゲを剃るので必須アイテム」という意見もあります。
用途がはっきりしているのであれば、使い勝手のよいものを選んでみてください。

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