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後悔しない間取りの決め方(吹き抜けリビング)
カテゴリ:不動産コラム  / 投稿日付:2024/09/12 09:31

開放感あふれる広いリビングは家を建てる人の憧れですよね!
リビングはその家の『オシャレ度』を決定づけるようなところがあります。

開放感のあるオシャレなリビングといえば『吹き抜け』があがります。
実はデメリットも多いんです、、、

吹き抜けのデメリットとして、室内が十分に冷えない、温まらない
天井が2階まで突き抜けているぶん、室温調整をする空間が広くなります。
吹き抜けのリビングにする場合、冷暖房設備費や光熱費が高くなることは覚悟しておく必要があるでしょう。
対策としては建物の断熱性を高める事、断熱性の低い大きな窓を設置しない事です。
天井裏や壁、床下などの断熱材を高性能のものにしたり、窓を断熱性の高いものにしたり、
ぱっと見ではわからない部分にとことんこだわる事で吹き抜けがあっても外気の暑さを遮断し

快適な室温を保ちやすくなります。窓には『ローイー複層ガラス』がおすすめです!

このように、光熱費に関するデメリットは住宅の性能を上げることで解決できます。
初期費用は高くなりますが、快適な暮らしを手に入れるためには
断熱性を高めるための費用は、大切な部分といえるでしょう。

また吹き抜けのリビングでは、音が反響して1階では聞こえづらく、2階にはかなり響くといった現象が起こります。
音だけではなく、ニオイまで2階に広がってしまうのです。

リビングでテレビを見る際、音が2階のほうへ抜けていくので、正面にいると聞こえづらいことに驚きます。
音量を上げても反響して言葉がはっきりと聴き取れず、字幕を使ってテレビを見ている方もいらっしゃるようです。

高気密・高断熱の現代の住宅ならではの悩みといえるでしょう。外の騒音が聞こえなくなり、室内からの音漏れもないという
メリットの一方で、家の中では音が響きやすい。話し声やトイレの水を流す音、調理中の音まで響くこともあります。

それらの悩みを解決するには、各居室のドアや壁、吹き抜けに接する窓に防音性をもたせることです。
ドアには開き戸と引き戸がありますが、引き戸はすき間ができやすいので、寝室や子供部屋は引き戸がオススメです。
防音ドアが設置できればなおよしです。

オシャレな開放感のある『吹き抜けリビング』を検討中の方は是非ご参考にしてみてください!!

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