カテゴリ:不動産コラム / 投稿日付:2024/11/07 10:00
間取りの打合せの際、ベランダもバルコニーもない外観にしよう
と考える人はほとんどいないのではないでしょうか?
ベランダ、バルコニーは本当に必要なものか考えてみるとじつは不要なものかもしれません。
まず、ベランダとバルコニーの違いはご存知でしょうか?
屋根が付いているのがベランダ、屋根がないのはバルコニーです。
どちらも屋外にある設備なので1年中雨風にさらされています。
その為、ほこりや落ち葉などがたまりやすいです。
劣化するものなのでメンテナンスが必要になります。
メンテナンスには、『表面の塗り直し』『防水層を作り直す工事』の2種類があります。
『表面の塗り直し』をする目安は、約5年。
ひび割れや剥がれが目立ってきたときと考えてよいでしょう。
放っておくとその下の防水層に水が浸透して劣化し、雨漏りの原因になります。
『防水層を作り直す工事』の目安は約10年。
と言われていますが、日ごろからしっかり点検し塗り直しをしておけば、
つくり直しの工事は少し先に延ばせるでしょう。
ベランダ、バルコニーは劣化すると外壁や室内の天井にも影響を及ぼすので、
使っていなくても定期的に点検、メンテナンスが必要です。
ベランダ、バルコニーの設置をお考えの方は、点検・メンテナンスについて
是非ご参考にしてください。